毎週土曜日は釣りだ‼

今日も1時過ぎに2人で出発した。
フィッシングマックスでルアーを龍之介が自分で3つ選んだ。
尾家のすぐ裏の釣り場で、広くて安全だ。
2〜3投目で、パチッという音とともに龍之介の
ルアーが切れて飛んでいった。
時間帯も釣りには一番ダメな時間帯だが、龍之介と過ごすひとときには、一番いい時間帯だ。
最近は、自分でルアー等もセットする。糸が絡んでも、手伝おうとすると、手を払いのけられ、自分でするという。
まっすぐに、そして距離もだんだんと遠くに投げれるようになった。
全く当たりのないまま、時間だけが過ぎていったが、止めようとも、帰ろうとも言わずに投げ続けている。竿のしゃくり方も様になってきた。


夕まず目にやっとジージに太刀魚ヒット!
連続で来るかと期待したが、全く続かない。
龍之介が期待してリールを巻くと、海底のゴミがあがってくる。ちょっと竿を置く時間が増え、そろそろ帰ろうかと言っても、まだ釣るという。
もちろん、ここで帰ってはなんとなく可哀想な気がしてジージも悩む。
でも、あまり遅くなってもと思い、ジージは片付け始めた。
その間、龍之介は何度も投げては巻くを繰り返し続けている。
辺りを見渡すと、人も少なくなっていた。
最後に、ジージが一言。
龍ちゃん❗場所を変えてこっちで投げてみたら?
何で?
さっきおじちゃんが釣ってたやないか。
神様にお願いしながら、気合いで釣れよ‼
うん、わかった❗
そして、最後の一投。
何と❗
ジージ‼何か重たい❗掛かったで‼
手伝いたかったが、ジット我慢して、声だけ張り上げた❗
巻け❗巻け‼
あんまり速く巻くな‼
と訳のわからんことを言っていた。
おっつーおー、やったー‼
感動の一匹が上がってきた❗

後で聞いてみた。
良かったな、やったなっ!。神様にお願いしたん?
うん‼
何てお願いしたん?

これを聞いて泣いちゃった❗

ジージの言う通りしたら釣れますように、と言って頑張った‼」
良かった‼良かった‼
ますます釣りにはまりそうだね。